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旅をした時につい惹かれるのは、その土地のモチーフがあしらわれた食べ物やお土産など。
今回はグルメに特化して、上田城や真田家の家紋である六文銭など、上田らしさが素敵にデザインされた菓子や食べ物6選を紹介します。
旅のお供やお土産に、選んでみてはいかがでしょうか。
六文銭かき揚げ天そば(そば処 千本桜)
まず、ご紹介するのは、上田城跡公園の二の丸橋側の信号を渡ってすぐにある「そば処 千本桜」。2007年に上田市観光会館内にオープンしたお店です。
駐車場に面して置かれた看板が目印。お隣には上田地域の名産品や各種グッズが揃う売店もあり
人気の「六文銭かき揚げそば」は、オープン当初からある定番メニュー。
水菜と人参、玉ねぎの野菜ベースのかき揚げに、真田幸村の赤い甲冑をイメージした小エビ、六文銭の形に並んだちくわがアクセントです。
顔より大きなサイズ感は、目の前に出てくるとびっくりするほどの大きさですが、サクッと軽く食べられるよう、薄く作られているのがこだわり。
「お客さんに喜んでもらいたい」というサービス精神で徐々に大きくなっていったといいます。
箸では持ち上げられないほどの大ボリューム。「上田を盛り上げたい」という店主の思いが詰まっている
(※「六文銭かき揚げそば」は、2026年11月下旬頃までお休み)
店内で毎日手打ちされている蕎麦は、長野県産の蕎麦粉を使用している黒みの強い麺が特徴です。
これは「挽きぐるみ」と呼ばれる製法で、蕎麦の実の殻まで挽き込んだ粉で作っているからこその色。口に入れた瞬間、ふわっと蕎麦の風味が広がります。
さらに食べたときの喉越しが良いよう、なるべく細い麺に仕上がるように打つのもこだわりのひとつです。
信州蕎麦らしいボリューム満点の田舎盛りでお腹も満足。細めの麺ながら、しっかり噛み応えがあって力強い蕎麦が楽しめる
今回は冷たい蕎麦とのセットで「六文銭かき揚げそば」を注文しましたが、温かい蕎麦もあり、かき揚げは単品で注文することもできるので、好きなメニューと組み合わせてもOK。
季節ごとに旬の食材をふんだんに使ったメニューも登場するので、お気に入りを探してみるのも良いでしょう。
そば処 千本桜
住所:上田市大手2丁目8-4
営業時間:11:00〜14:30(ラストオーダー)
定休日:水曜
電話:0268-25-5039
六文銭かき氷(甘味処 雪屋Conco)
上田駅から徒歩2分ほど、天神通りにある雪屋Concoは古民家カフェの甘味処です。
昔懐かしい佇まいに、「氷」の旗が目印。週末は店の外まで行列ができることもしばしば
メインメニューは、年間通して食べられるメイドイン信州のかき氷。
上高地の伏流水をじっくり凍らせた「純氷 上高地」を使い、淡雪のように柔らかでスッと溶ける食感が人気です。
ほかに、パフェやあんみつ、パンケーキ、昔懐かしいソフト麵や自家製のフルーツソースを使ったドリンクなど、豊富なメニューが揃います。
上田観光の思い出に、思わず写真に収めて共有したくなるほど愛らしいかき氷
今回紹介するメニューは、「六文銭雪くま練乳」(いちごソーストッピング)。
雪くまの耳はシュークリーム、額にはココア味のサクサク食感が楽しい六文銭が乗っており、上田らしさ満点のかき氷です。
崩すのが惜しくなるほどの可愛らしさですが、ふわふわの氷に練乳といちごソースをたっぷりかけて食べると、一口ごとに優しい甘さと幸せが広がっていくよう。
雪屋Conco名物の動物モチーフのかき氷は、ほかにもウサギやクマ、アザラシがお椀にのったタイプもあり、それぞれに六文銭をトッピングすることができます。口当たりは軽く食べやすいので、観光中の小休憩にもぴったりです。
テーブル席が並ぶ店内には、ハンドメイドの作品や駄菓子を扱うコーナーもあり。古民家ならではのホッとする雰囲気も◎
かき氷のほかにも、パフェやパンケーキ、お食事など、一部のメニューにも六文銭をトッピングすることが可能。
県外から訪れるお客様にも人気で上田を訪れた記念や思い出の一品として、SNSでも紹介されています。
「上田の街を盛り上げていきたい」との思いから、2018年のオープン以来、さまざまな工夫を凝らしてサービスを提供している店主さん。随所に温かなおもてなしの心を感じる店内で、上田らしさを感じてみるのはいかがでしょう。
雪屋Conco
住所:上田市天神1丁目3-3
営業時間:11:00~19:00(18時ラストオーダー)
定休日:3月~9月(毎週火曜+第2 第4水曜)・10月~2月(毎週火曜水曜)
電話:090-8843-8898
六文銭オムライス(キッチン ぷちらぱん)
上田駅や上田城跡公園からも徒歩圏内、海野町商店街にあるレストラン「キッチン ぷちらぱん」。
店内には、厨房が見えるカウンター席と四人掛けのテーブル席があり、一人でも家族や友人とでも、立ち寄りやすい気軽な雰囲気が流れます。
蔦が絡む趣ある外観。店の前にも良い匂いが漂う
開店は2009年。19歳から料理の世界に入ったというシェフが作る洋食メニューが揃い、なかでも人気を集めるのが、六文銭のマークが入ったふわトロ系たまごのオムライスです。
おいしさの秘訣は「一生懸命つくること」とシェフ。材料にはこだわりすぎず、純粋な料理の美味しさを追求して、今のメニューができています。
手作りの焼印を使って付けられた六文銭のマーク。写真映えもバッチリ
今回は、程よい甘酸っぱさで食が進むトマトジュレのオムライスをチョイス。
ほかに長野県らしいきのこのデミソースや、ガツンとボリュームのあるポークシチュー、野菜カレーなど、お腹の空き具合や気分に合わせて複数のソースを選ぶことができます。
ケチャップ味のチキンライスは、どこか懐かしさを感じるしっとり食感で、おなかも心も満たされました。
スプーンでも簡単に切れるふわふわのたまご。半分に割ってトロリ全体を包み込んでも、そのまま贅沢にすくいとって頬張っても◎
サイドメニューにはサラダとスープ、デザートなどもあり。老若男女みんなが楽しめる、まちの洋食屋さんです。
ぷちらぱん
住所:上田市中央2丁目11-15
営業時間:11:30~17:00(日・月・火)
11:30~19:00(木・金・土) ※但し、17:00以降は予約優先
定休日:水曜
電話: 0268-25-8091
上田城くるみそばソフト(信濃路うさぎや上田城前本店)
2024年12月にオープンした「信濃路うさぎや 上田城前本店」。
70年ほどの歴史を持つ上田の銘菓「くるみそば」の製造・販売を受け継ぎ、「伝統と革新が紡ぐ上田の味」をテーマに、くるみそばのほかにも新たな上田銘菓を生み出しています。
上田駅から上田城跡公園へと西にまっすぐ向かう途中、可愛らしいうさぎの暖簾が目印
一番人気は、看板商品の「くるみそば」。
上田の特産であるクルミとそば粉を取り入れた、和洋折衷の銘菓です。特製の白餡をそば粉入りの皮で包み、表面に軽く煎ったクルミをのせて香ばしく焼き上げていて、食感も風味も楽しめます。

ほかに、上田の老舗味噌蔵「大桂商店」の「奏龍(なきりゅう)味噌」を使用したお城の形の最中(モナカ)もおすすめです。
まろやかな味噌の風味がほんのりと広がり、上品で食べやすい味わいがポイント。上田らしさを感じられる逸品として、旅のお土産や贈り物にも喜ばれています。
たくさんの焼き菓子やお煎餅、季節の商品が揃う店内。贈答用のお菓子も品揃え豊富
今回紹介するのは、食べ歩きにもぴったりな「信濃路うさぎや特製 蕎麦ソフトクリーム」。
蕎麦茶パウダーを練り込んだソフトクリームは、口いっぱいに広がる香ばしいそばの風味がなによりの魅力です。
見た目以上に濃厚で、渋みは一切感じないそばの優しい甘さが楽しめます。
650円というお手頃価格もおすすめポイント
トッピングには看板菓子の「くるみそば」がたっぷり一切れ乗っているほか、炒りクルミが添えられていて、カリッとした食感がアクセント。
さらに、上田城らしさを表現するためにあしらわれた最中の皮が可愛いらしく映える仕上がり。
カップには上田城の「真田石」をモチーフにした石垣デザインのシールが貼られており、旅の思い出に花を添えてくれる一品です。
信濃路 うさぎや 上田駅前本店
甘が味 源次郎(眞田神社)
上田城跡公園内に佇む眞田神社。
その限定商品として、参拝がてらのお土産にひそかに人気を集めているのが「甘が味 源次郎(あまがみ げんじろう)」です。
眞田神社に向かって右手側にある社務所で購入できる
製造を手掛けるのは、上田市内の老舗「桂旅館(かつらりょかん)」。真田幸村(信繁)の幼名「源次郎」と厄除けの願いをかけた焼き菓子で、真田家らしい赤い巾着の中にフィナンシェとショコラが入っています。
お守り授与の際に使われる三方に乗せて手渡される甘が味 源次郎。ちょっとした特別感が嬉しい
素材と製法へのこだわりは本格的。一つひとつ丁寧に手搾りされ、鋳型を使って焼き上げられた焼き菓子はしっとりもっちりした食べ応え。
無添加で身体に優しい「てんさい糖」を使用し、低カロリーに仕上げているのもこだわりです。
フィナンシェには芳醇なフランス産アーモンドプードルを使い、ショコラにはシェフが自らテンパリングしたフランス産チョコレートを使用。
和の巾着からは想像がつかないほど、洗練された洋菓子の味わいが楽しめます。
六文銭と兜を模った見た目がキュート。手軽なサイズで、食べ歩きにもおすすめ
また、眞田神社では土日限定(例年5月上旬〜9月頃)で、真田幸村の兜にある鹿角をモチーフとした「鹿角(ろっかく)ソフトクリーム」も登場。
ひんやり美味しいソフトクリームに、桂旅館お手製の塩味が効いたシュー生地の角が添えられたユニークな逸品です。神社参拝の際は、ぜひチェックしてみてください。
眞田神社
真田石(御菓子処 千野)
最後に紹介するのは、上田の歴史とロマンを感じさせる和洋折衷の銘菓として親しまれている「御菓子処 千野」の「真田石」。
60年以上前に初代店主が考案して以来、3代にわたって受け継がれてきたお店を代表する看板商品です。
原町商店街の一角に位置する店舗。老舗ならではの落ち着いた雰囲気が魅力
上田城の巨石「真田石」をモチーフにしていて、六角形の木型で焼き上げた生地にくるみを乗せ、上から砂糖を振ることで、岩肌のような独特のひび割れが再現されています。
戦国武将ファンから「マニアックなネーミングがおもしろい」と喜ばれ、注目されるとともに、上田を訪れる観光客の間で定番のお土産として定着していきました。
近年パッケージがリニューアルされ、より洗練された印象に
見た目のゴツゴツとした存在感とは対照的に、味わいはちょっとハイカラで優しい甘さが特徴です。
生地にはバターやマーガリンなどの油脂を配合し、クッキーのように香ばしい、少しだけサクッとした食感を実現。
中には卵の黄身を贅沢に混ぜ込んだコクのある「黄身あん」が詰まっていて、トッピングされたくるみの食感が心地よいアクセントを加えています。
おまんじゅうや琥珀糖など、他にも人気の商品が並ぶ店内。ベンチで小休憩も可
和菓子の伝統と洋菓子の風味が混ざり合う味わいは、日本茶はもちろんコーヒーや紅茶とも相性が抜群。
過去には名誉金賞も受賞した実績を持ち、一度食べたらファンになる、リピーターも多い逸品です。
御菓子処 千野
小腹に嬉しいスイーツ、ボリューム満点の食事もお土産にぴったりの焼き菓子も、いろいろなところで見つけられる上田城・六文銭グルメ。
かわいらしい見た目はもちろんながら、その背景には「上田を楽しんでほしい」「良い思い出を作ってほしい」という思いが込められた素敵なものばかりが揃います。
旅のお供に、どうぞ手に取ってみてください。