天正11年(1583)に真田昌幸が上田城を築いて城下町が形成されると共に、北国街道の宿場町としても賑わった上田市。多くの商人や旅人の往来があったことから、商家や職人が集い、文化が華開き、今もその面影が感じられます。

 

【上田城下町マップ】

*・*・*・城下町を歩こう(エリア別)・*・*・*

古き良き風情を感じる「旧北国街道」

【丸山邸エリア】
明治初期に売却された上田城の石垣や櫓を私財で買い取り、後に市へ寄付した木材商・丸山平八郎の邸宅跡。その敷地内の古民家にコーヒーショップやパン屋、蕎麦屋、ドーナツ屋、花屋など、さまざまなおいしいものなどが集まり、今注目を集めているスポットです。

【柳町エリア】
旧北国街道の宿場町として発展し、明治期には呉服屋などが並ぶ商い処として栄えた柳町。その面影を残す通りには酒蔵や味噌蔵などの発酵食を中心に、さまざまなグルメの店が並びます。

市民に愛される商店街

市民の生活を支え、訪れる人を温かく迎えてきた複数の商店街。

上田駅お城口を出て左側にのびる「天神町商店街」、駅から北へと真っ直ぐの道路沿いにある「松尾町商店街」「原町一番街」、中心地の中央2丁目信号の交差点から右側に広がる「海野町商店街」など、それぞれに商店や飲食店などが点在しています。

▶︎海野町商店街ホームページ
▶︎上田まちなか商店街ホームページ

昭和レトロでディープな歓楽街「袋町」

海野町商店街から路地を入り、袋小路のように広がる袋町。居酒屋やスナック、バーなどが狭いエリアにひしめき合い、夜になるとネオンが光り賑わいを見せます。

*・*・*・城下町を歩こう(楽しみ方別)・*・*・*

上田3月取材1

上田の名物グルメを味わおう

上田市のご当地グルメ「美味だれ焼き鳥」「あんかけ焼きそば」などのほか、食べ歩きやおみやげにぴったりのスイーツ店、一息つけるカフェなど、町を歩くとさまざまな美味しいものに出会えます。

そば

長野県といえば”そば”。上田のそばは盛りの良さが特徴。近隣の東御市がくるみの産地であり、くるみを使った甘じょっぱいタレもおすすめです。

▶︎そばマップ

発酵食品

味噌や醤油、酒、チーズなど、市内には数多くの発酵食品があります。とくに旧北国街道・柳町は”発酵のまち”と謳われ、発酵食品の製造元が集まっています。

▶︎特集記事「柳町で発酵食をめぐる」

美味だれ焼き鳥

上田のご当地グルメで、すりおろしたニンニクが入った醤油ベースのタレを焼き鳥にかけて食べます。

▶特集記事「美味だれ焼き鳥を味わおう」

あんかけ焼きそば

とろっとした餡に香ばしい麺が絡むあんかけ焼きそば。上田市では酢で溶いたからしをかけて食べるのが特徴です。

▶特集記事「からしに酢?!個性的な上田市のご当地グルメ「あんかけ焼きそば」

地酒

酒蔵6軒にクラフトビール、ワインなど、地元で造られているお酒が豊富な上田市。居酒屋でぜひ味わってみてください。

▶特集記事「上田の地酒を味わおう」
▶︎特集記事「上田の酒を巡る。地産の日本酒・ワイン・ビールで乾杯!」

つけば

4月上旬から6月上旬にかけて行われる「つけば漁」。千曲川沿いに建てられる季節限定の「つけば小屋」で新鮮な川魚が食べられます。

▶︎千曲川の伝統漁法「つけば」 つけば小屋で川魚を味わう

スイーツ

和菓子も洋菓子も、地元で長年愛されているスイーツが数多くあります。散策のお供にどうぞ。

▶モデルコース「上田城下町でスイーツ食べ歩き」
▶特集記事「食欲の秋!かわいくておいしい秋のスイーツ巡り」

おやき

長野県といえばおやき。市街にも美味しいおやきを提供する店が点在しています。

▶特集記事「上田市街のおやき人気店を武将隊と巡る♪」

カフェ

老舗のレトロ喫茶から、新しいおしゃれなカフェまで、町歩きの休憩に立ち寄れる店が数多くあります。

▶市街地カフェマップ
▶特集記事「穴場から老舗まで 上田市街地でカフェ巡り」

伝統文化を体験しよう

かつて「蚕都(さんと)」と呼ばれ、蚕糸業で栄えた上田市。江戸時代には日本三大紬の一つに数えられた「上田紬」が全国に名を馳せ、今もその織物体験ができたり、着用して街歩きを楽しんだりすることができます。

▶︎特集記事「上田紬を着て、上田の”和”を体験しよう」
▶︎特集記事「上田紬の織物体験! 小岩井紬工房で、400年の文化に触れる」

また、約100年前に農家の冬の副業として始まった「農民美術」という木彫工芸品も、かわいらしい”こっぱ人形”や壁掛け、小物入れなどが人気を集めています。おみやげにもおすすめです。

▶︎特集記事「山本鼎と「農民美術」 かわいいこっぱ人形をおみやげに」

上田紬 街歩き体験

市内の呉服店「ゆたかや」で、上田紬のレンタル&着付け体験を行っています。
※車での移動となります。

▶体験の詳細&申込みはこちら

上田紬 機織り体験

上田紬の老舗織元である「藤本」では、上田紬の商品の買い物のほか、花瓶敷きの機織り体験を実施。塩田地域にある「塩田店」でも同様の体験や買い物ができます。

 

上田市立美術館ミュージアムショップ

農民美術の数々の作品を販売。また、美術館の常設展示では、農民美術を始めた山本鼎のコレクションを展示しています。

▶︎サントミューゼ上田市立美術館

歴史を感じる町歩きに出かけよう

上田城を守るように東側や北東側を中心に配置された数々の寺院。真田家や歴代城主ゆかりの寺院も多く、城との深い繋がりが感じられます。古地図を片手に歴史を感じながら散策するのもおすすめです。

また池波正太郎の小説『真田太平記』の記念館や、国の重要文化財である「常田館製糸場」などの見所もあります。

池波正太郎  真田太平記館

池波正太郎(1923~1990)が著した『真田太平記』の取材ノートや、池波氏の遺愛品などを常設展示。書籍・グッズの販売や喫茶店も併設されています。

常田館製糸場

上田の蚕糸業の歴史を伝える近代遺産。今も構内に旧製糸場15棟の建物(うち7棟が国重文)が残り、見学することができます(冬季は休業)。

海禅寺

天正11(1583)年、真田昌幸公が上田城を築城した時、城の鬼門除けのため、大手の東北にあたるこの地に移転建立。以後、上田城下町鎮護のお寺となりました。

本陽寺

小諸城主であった仙石秀久が文禄5年(1596)に、亡くなった夫人のために建てたお寺。元和8年(1622)、上田へ国替えになった折に、こどもの忠政(上田城主初代)がこの寺と墓を小諸からこの地に移しました。

芳泉寺

開創当時は常福寺と称し、真田信之の菩提寺でした。信之の正室・小松姫の墓があります。信之の後に上田城主となった仙石忠政が小諸の宝仙寺をここに移し、円覚院芳泉寺としました。

大輪寺

真田昌幸の夫人・寒松院(山之手殿)が開基となったと伝えられています。山本鼎の墓や加舍家の墓地があります。

➖➖➖➖➖➖➖ 市街地を巡るモデルコース ➖➖➖➖➖➖➖

市街の散策はシェアサイクルが便利!

シェアサイクル利用は2026年3月20日〜11月30日まで

専用アプリを通じて、複数の「サイクルポート」(駐輪場)から自転車の貸出・返却を行うことのできるシェアリングサービス。
▶︎詳細はこちら

上田城跡公園を散策しよう

真田氏ゆかりの平城で、戦国時代には徳川の大軍を2度も撃退した「難攻不落の城」である上田城。現在は公園として整備されていますが、櫓3基と櫓門1基、お堀、石垣、土塁など、城の面影を感じられる場所が到る所に残されています。また春は桜、秋は紅葉の名所としても有名です。

園内には「上田市立博物館」や「櫓資料館」のほか、歴代藩主を祀った眞田神社などの見所も点在。戦国ロマン溢れる園内で歴史探訪と自然散策を楽しむことができます。

▶︎特集記事「信州おもてなし武将隊が案内する!上田城ガイド」